非公開物件とは？

良い土地は
ネットに公開される前に売れちゃうってホント?！

知っていますか？
良い条件の土地はネットに載る前に売れてしまうこと。

土地をお探しの皆様は、どのような手段で土地探しをされていますか？
やはり一番多いのは、アットホームやSUUMOといったポータルサイトを利用する「ネット検索」という方法ではないでしょうか。

しかし、様々な土地取引を見てきた不動産屋として、「人気エリアや好条件の土地はネットに載る前に売れてしまう」ことがあることをお伝えしたいと思います。

そもそもなぜ公開していない物件があるの？

実は売りに出されている土地には「公開物件」と「未公開物件・非公開物件」があります。

ポータルサイトや不動産屋のHPなどネット上で公開され、だれでも物件情報を見ることができるものを「公開物件」といい、不動産会社のHPなどで会員登録することで見ることができるような閲覧者が限定されているものを「非公開物件」、そもそもポータルサイトにも不動産会社のHPにもネット上にはどこにも載せていないものを「未公開物件」といいます。

つまり、普段ネット検索で土地探しを行っている場合、世の中に売りに出されている土地のうち、「公開物件」や「非公開物件」しか見ることができていないということになります。

ネットに公開していないのには、いくつか理由があるので、1つずつ解説していきます。

01 好条件の物件のため?

02 情報を公開する準備ができないため?

03 近隣住民に知られたくないため?

好条件の物件のため?

人気エリアや好条件の土地の場合、広くネット上に情報を公開して宣伝しなくとも、売却依頼を受けた不動産会社が自分ですぐに買い手を見つけることができるため、公開しないことがあります。

なぜかというと、他の不動産会社が買い手を見つけると、仲介手数料という報酬をその不動産会社へ支払わなければならず、自社の利益が減ってしまいます。そのため、買い手を探すのが難しくない好条件の物件は、公開せずなるべく自分たちで買い手を探したいというのが不動産屋の本音なのです。

情報を公開する準備ができないため?

不動産会社に物件情報を公開しない意図がなくても、そもそも情報公開の準備ができていなければ公開ができません。
公開準備ができていない物件とは次のようなものです。

①売りに出される土地が売却依頼を受けて間もないため、お客様へ案内する資料が整っていない物件
②1000㎡を超えるような開発許可を要する物件のため、開発許可が承認されるまで公開できない物件

開発許可とは：
都市計画法に基づき、1000㎡を超える面積の宅地造成等を行なう際に必要とされる許可のことで、各都道府県知事に申請するもの
開発許可を得る前には広告を一切行うことができない